11月:Vol.02「潜在力」をさぐる

 

 

「 ” With NIKKO ” 」ウイズ日光

〜 大自然からの提案 〜

ー  音楽に包まれた「 健光・観光・日光 」ー

 

 

 

 

未来を信じる力と持続可能性を生み出す力の出発点
・・・・ 実践への ” 潜在力 ” のすすめ ・・・・

 

地域を活かす「 発創 !! 」
エリアマネジメント・フォーラム開催中

 

ー 地域資産価値の有効活用と効果的な修復向上・維持運営で守り育てる実践への主体的な取り組み方 ー

 

 

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” はじめに ” 10月 : Vol.01「 創生 」をはかる

 

 

〜 Vol.02「 潜在力 」をさぐる 〜

地域経済・社会システムの中で、生活基盤や地域日常生活に必要な機能としての地域医療・福祉 / 移動( 地域交通等 ) / 買い物 / 教育等、生活に必要な所得を得るために必要な機能としての製造業・サービス業 ( 地域産業 ) / 農林水産業 / 観光等、日常に潤いを与える文化的な生活に必要な機能としての自然環境( 保存・生物多様性・景観を含む ) / 環境 ( 地域の再生エネルギーの導入 ) / 文化芸術( 伝統的・歴史的な祭り・芸能・食文化・景観等 )/ 中心市街地化等々、それらの機能を保つ要素としての防災・減災 / 防犯 / 情報通信等々。

これらを支える地域経済と地域社会の活性は、効率的な経済環境と暮らし易い社会環境の実現に向けた問題解決や課題対応を図るための地域性や地域ヒストリー( 過去から未来への経済・文化・復興 )と地域の地勢や自然環境といったような様々な背景を持っている。

各々の全体像や未来像を見渡した新たな局面への対応をはじめ、より良い充実したものへとバランス良く取り組みながら状況や情勢の変化に対処し変容しつつ、地域の維持・発展に必要な付加価値の向上など実現したいことを現実のこととして実現させていこうとしてきているのが地域の従来型( = 普遍的 )モデルである。

このような種々の要素の中で創造し実践・運用・生成してきた多くの問題解決やあらゆる課題対応のための ” 動態的 ” な力は、地域が直面している種々の困難を乗り越え状況を変革するために有効で実践的な方策の一つであった。

その一方で、人口減少や経済停滞と社会コミュニティの希薄化など、これまでの経済・社会システムは弱くなり限界に達しつつ迎えているであろう基盤の崩壊などが懸念される中で社会が大きく転換しつつあるのが現実である。

この様な中で、当たり前と思い込んできた価値観や社会構造などを転換しなければならず、何があっても諦めずに新たな時代を拓く鍵は地域街区の確立にあるといえる。

それは、地域資産価値の有効性によって新たな可能性に気づき持続可能性を生み出すことができるように主体的な変革( 地域変革 )を始め、その未来を切り拓く「 潜在力 」を引き出し解き放つことによって ” 地域を活かす「 発創 」” を生み出し、着実な価値創造や新しい切口と捉え方( イノベーション )を主体的且つ積極的に促進していくことである。

「 潜在力 」とは、” 動態的 ” で固定した実体ではなく、常に ” 動態的 ” で変化し流動している過程にあるものとして捉えることである。

「 潜在力 」が種々の要素の連環性に入り混じる交差( 混淆性 )の中にあることを認識しつつも不完全であることをも認識し、その潜在性を発現することによって従来とは異なる思考や価値に対し寛容で開放的な態度をとるということが「 潜在力 」本来の意味を成すのである。

多方面に拡張でき得る力として有効性や優位性のある「 潜在力 」を検討して探り引き出し試みるその成果は、” 地域を活かす「 発創 」” による知的な地域創生のための継続可能なワークステーションの構築をはじめ、多様な街区という部分が基域の集合体である全域の未来を信じて展望し切り開く総合地域創生の持続可能性を生み出す力の出発点でもある。

認識力や思考力と想像力や計画力などによる柔軟性・適応力のあるダイナミックな対処能力と変容能力を「 潜在力 」として抽出・概念化し活用することで、多くの問題解決やあらゆる課題対応を展望するといった意義を持つことになる。

それは、地域街区の潜在力を活用することでの問題解決や課題対応を展望し、時代の変遷に伴う状況や情勢に沿ったニーズに応えるために地域街区の基盤や特性と作用や効果と限界などを問題や課題ごとに検証し、その効果や有効性を明確に提示していくことにある。

地域街区の問題解決や課題対応の実践的スキルとして「 潜在力 」を捉えるのではなく、この実践そのものを支える思考や価値観と知的様式が従来型( = 普遍的 )モデルとは異なる視点や生成される思考をつくり出す ” 発創 ” を生み出すものとして捉えるべきである。

一時的ともいえる可変的な価値を単に探り求めることなく、普遍性( = 従来型 )を包み込む別の認識( 認識力 )をはじめ普遍性に包摂されない視点や思考と価値とともに、この普遍性を包み込む別の認識( 認識力 )と普遍性を変容しつつ運用する実践( 実践力 )とそれを支える知が必要となる。

そのためには、これらを調整力や回復力を伴う地域街区の「 潜在力 」として着実に変わることなく定常に保たれるようにするとともに、従来の地域創生の知的な様式とは別の見方や在り方を地域街区の未来への知的資産として展望した効果創生するための源泉となる ” 目的及び指標となる目標 ” をより明確にした上でこれを目指す意図した実践( 実践力 )が重要になってくる。

◾️ 次号 : Vol.03「 認識力 」をふかめる

 

 

地域性と共同性という二つの要件を中心に構成された ” 街・人・仕事 ” それぞれの相互性を強調する地域コミュニティと融合する地域創生における活力の回復・増進と維持に向けた地域街区の未来を切り拓く「 潜在力 」を解き放つための多彩なエリアマネジメント活動の展開。

「 地域の創生 」と「 自己の創出 」とは、生きるに関する価値的・活動的な意識や意義の側面であり、 ”『 発創 』は兼ね合いの着地点 ” として既存のものを繋ぎ守り社会と個人が求める新規なモノ・コトへと仕上げることで生まれる。

地域創生のエリアマネジメントと自己創出のアクティビティとを伴い合わせれば、斉しく相応じて釣り合う同時進行により一遍にして連関の効果のみが見せることができる強固な完成度と持続度の有能性を備えることになる。

『 自分を生きる ” 地域を活かす ” 』と『 地域を生きる ” 自分を活かす ” 』

自分らしく日常生活を安心して暮らしたい地域街区での主体性はその自分自身に関わり、” 地域創生 ” は自らの意識( 当事者意識 )と意思( 意志 )や判断に基づき自らの責任のもとで行動を起こす地域街区の主体性にあり、” 自己創出 ” は自己意識と自ら考え行動を起こす自分自身の自主性にある。

この相対的な行動( また能動的で上位互換のようなもの )は一切の「 自立自信・自化自発 」の資にあるのも同じ。

人の同気相求として地域は人が集まる一味同心による同心協力にあり、それに相応しい存在の意義( その場に居合わせることにより生み出される価値 )あるものとして、地域を活かし地域の新しい価値を生み出すエリアマネジメンと自分を活かし自己の新しい意欲を引き出すアクティビティとを一様の尺度に依り時を同じくして起こし ” 創める( はじめる )” ことは同等の効果になるわけである。

・・・・・ 自分を生きる地域を活かし地域の新しい価値を上げるのは圧倒的な努力であり、活動を生み出す力の活力は「 努力の ” 余力( 力のいろいろ )” 」として枯渇することはない。
重視すべきは原動力であり、「 努力の余力 」があってもそれを活力や力のいろいろとして用いないのは、努力した結果において求める地点に辿り着くといった努力を力の単一とした努力度と努力の成り行きである実利の成果価値をもたらす点だけを捉えているからである。
努力することによって産み出される想定外の「 努力の余力( 力のいろいろ )」に新たな価値があるといった努力するプロセスに価値を帯びる少なくないケースを認識してはいないことになる。
満足される「 努力の余力 」とは、努力が本来目指していた成果とは異なる価値として、努力過程にある副産物( 力のいろいろ )の価値を認めることによって得ることができる実利的な実際の効果価値なのである。
この「 努力の ” 余力( 力のいろいろ )” 」の効果価値がもたらす点を捉えて認識し、その効用の質を見直すべきである。・・・・・

 

 

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ー 自分の価値ある役割で本当に実現したかったことの再発見と実行に移すための自主的な取り組み方 ー

 

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” 大自然の命は待っている ”
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