10月:酔い醒まし「森の茶屋・菅家亭」

 

 

 

 

木にとって最も大切なものは何か?
それは実だ!と物食いたげに誰もが考えるだろう 。
だがしかし、現実には種なのだ。

秋らしきは、春過ぎし夏の後、春待つ冬の前。
晴る(はる)三春と晴明(あきらか)な三秋の春秋に富む春秋の争いを捩れば、物食うだけでなく発る(はる)種を植えざれば飽き(あき)満つ(実つ)に実らず、ぼんやりと無自覚に元になることを何もしなければ虚しきかな酔生夢死として必ずや良い成果は得られない。

季節に関わらず飽き満ちる実りの収穫(秋)、一葉落ちて自らの天下の秋を知るだろうか?  
わずかな前兆を見て後に起きることを予知しても、もう ” 後の祭(あとのまつり)” 。
傍にいる秋に寄り添い揺れ動き、自らに気づきを付け加え、生きている意味を自覚してみよう。

四季の海終日(ひねもす)のたりのたりかな、一年中手に入り手にしてやっている取るに足りない物事につけ穏やかな波が寄せては返えされる自らの天下は、わざわざ取り立てて殊更に言うほどでもないことだらけ。
それでも、当たり前のことだとしている飽き満つ物事の中での ” 気づき ” さえあれば、発る(春)を待たずして植えることもできるだろう。

 

 

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