11月: Vol.02「潜在力」をさぐる

 

 

 

「 ” With NIKKO ” 」ウイズ日光

      〜 大自然からの提案 〜

ー  音楽に包まれた「 健光・観光・日光 」ー

 

 

 

 

未来を信じる力と持続可能性を生み出す力の出発点
・・・・ 実行への ” 潜在力 ” のすすめ ・・・・

 

自分を活かす「 発創 !! 」
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ー 自分の価値ある役割で本当に実現したかったことの再発見と実行に移すための自主的な取り組み方 ー

 

 

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” はじめに ” 10月 : Vol.01「 創出 」をはかる

 

 

〜 Vol.02「 潜在力 」をさぐる 

自分の日常生活の暮らしを捉える切り口の体系化として、消費活動の衣食住・生活インフラ( 生理的欲求を満たしていく活動 )/ 健康 ・スポーツ / 子育て / 医療 ・介護等をはじめとする家事・仕事 / 交際 / 社会的活動 / 文化創造活動 / 行楽・娯楽等、そして教育・自己開発 / 将来への投資( 学位、資格 )/ 預金・投資 / 交通・通信等々。

これらを支える地域経済と地域社会の活性は、効率的な経済環境と暮らし易い社会環境の実現に向けては、問題解決や課題対応を図るための地域性や地域ヒストリー( 過去から未来への経済・文化・復興 )と地域の地勢や自然環境といったような様々な背景を持っている。

各々の暮らしのストーリーやライフスタイルと家族のヒストリーは、人それぞれの信条や感情と感覚を含み、実現したいことへ向けての人間関係や社会心理や深層心理を交えた地域性や地域ヒストリー( 過去から未来へ )の中で、各々に全体像や未来像の可能性の個別命題への最適解に応じてより良い充実したものへとバランス良く組み合わせながら心の持ち様によって変容しつつ、実現したいことを現実のこととして実現させていこうとしてきているのが従来型( = 普遍的 )のストーリーである。

このような種々の要素の中で創造し実践・運用・生成してきた多くの問題解決やあらゆる課題対応のための ” 動態的 ” な力は、自分が直面してゆく種々の困難を乗り越え状況を変革するために有効で実践的な方策の一つであった。

その一方で、人口減少や経済停滞と家族機能の低下によるコミュニティの希薄化など、これまでの地域経済・社会システムは弱くなり限界に達しつつ迎えているであろう生活基盤の崩壊などが懸念される中で社会が大きく転換しつつあるのが現実である。

この様な中で、当たり前と思い込んできた自分の価値観や考え方( パーソナリティ )などを転換しなければならず、何があっても諦めずに新たな時代を生き抜く鍵は自己の確立にあるともいえる。

それは、自己効力感によって新たな可能性に気づき持続可能性を生み出すことができるように自主的な変革( 自己変革 )を始め、その未来を切り拓く「 潜在力 」を引き出し解き放つことによって ” 自分を活かす「 発創 」” を生み出し、着実な価値創造や新しい切口と捉え方( イノベーション )を自主的且つ積極的に促進していくことである。

「 潜在力 」とは、” 動態的 ” で固定した実体ではなく、常に ” 動態的 ” で変化し流動している過程にあるものとして捉えることである。

「 潜在力 」が種々の要素の連環性に入り混じる交差( 混淆性 )の中にあることを認識しつつも不完全であることをも認識し、その潜在性を発現することによって従来とは異なる思考や価値に対し寛容で開放的な態度をとることが「 潜在力 」本来の意味を成すのである。

多方面に拡張でき得る力として有効性や優位性のある「 潜在力 」を検討して探り引き出し試みるその成果は、” 自分を活かす「 発創 」” による知的な自己創出のための継続可能なセルフコントロールを身につけることをはじめ、自分という部分が生活主体と社会構造との連結点に位置しながら生活主体が主体的に各々そのものだけが持つ有意な性質の特性に応じて自分の未来を信じ展望し切り開く総身自己創出の持続可能性を生み出す力の出発点でもある。

認識力や思考力と想像力や計画力などによる柔軟性・適応力のあるダイナミックな対処能力と変容能力を「 潜在力 」として抽出・概念化し活用することで、多くの問題解決やあらゆる課題対応を展望する意義を持つことになる。

混沌状態の中から外部統制を受けずに自ら秩序を形成することによって生まれる自分自身の反応をより良い方向に変えながら、常に自分が自分であることを無意識的・意識的に行い続けて絶えず自己という存在を不変に保ちつつ自分自身を産出し続けるための問題解決や課題対応を展望することでもある。

それは、時代の変化に伴う状況や情勢に沿った必要性に対処・対応するために自分の根底にあるものや特性と作用や効果と限界などを問題や課題ごとに検証し、その効果や有効性を明確に提示していくことにある。

自分の問題解決や課題対応の実行的スキルとして「 潜在力 」を捉えるのではなく、この実行そのものを支える思考や価値観と知的様式が従来型( = 普遍的 )ストーリーとは異なる視点や生成される思考をつくり出す ” 発創 ” を生み出すものとして捉えるべきである。

一時的ともいえる可変的な価値を単に探り求めることなく、普遍性( = 従来型 )を包み込む別の認識( 認識力 )をはじめ普遍性に包摂されない視点や思考と価値とともに、この普遍性を包み込む別の認識( 認識力 )と普通性を変容しつつ運用する実行( 実行力 )とそれを支える知が必要となる。

そのためには、これらを調整力や回復力を伴う自分自身の「 潜在力 」として着実に変わることなく定常に保たれるようにするとともに、従来の自己創出の知的な様式とは別の見方や在り方を自分自身の未来への知的資産として展望した効果創出するための源泉となる ” 目的及び指標となる目標 ” をより明確にした上でこれを目指す意図とした実行( 実行力 )が重要といえる。

◾️ 次号 : Vol.03「 認識力 」をふかめる

 

 

地域性と共同性という二つの要件を中心に構成された ” 街・人・仕事 ” それぞれの相互性を強調する地域コミュニティと融合する自己創出における活力の回復・増進と維持に向けた自分自身の未来を切り拓く「 潜在力 」を解き放つための多彩なアクティビティ活動の展開。

「 自己の創出 」と「 地域の創生 」とは、生きるに関する価値的・活動的な意識や意義の側面であり、 ”『 発創 』は兼ね合いの着地点 ” として既存のものを繋ぎ守り社会と個人が求める新規なモノ・コトへと仕上げることで生まれる。

自己創出のアクティビティと地域創生のエリアマネジメントとを伴い合わせれば、斉しく相応じて釣り合う同時進行により一遍にして連関の効果のみが見せることができる強固な完成度と持続度の有能性を備えることになる。

『 地域を生きる ” 自分を活かす ” 』と『 自分を生きる ” 地域を活かす ” 』

自分らしく日常生活を安心して暮らしたい自分自身での自主性はその地域街区に関わり、” 自己創出 ” は自己意識と自ら考え行動を起こす自分自身の自主性にあり、” 地域創生 ” は自らの意識( 当事者意識 )と意思( 意志 )や判断に基づき自らの責任のもとで行動を起こす地域街区の主体性にある。

この相対的な行動( また能動的で上位互換のようなもの )は一切の「 自立自信・自化自発 」の資にあるのも同じ。

人の同気相求として地域は人が集まる一味同心による同心協力にあり、それに相応しい存在の意義( その場に居合わせることにより生み出される価値 )あるものとして、自分を活かし自己の新しい意欲を引き出すアクティビティと街区を活かし地域の新しい活力を生み出すエリアマネジメンとを一様の尺度に依り時を同じくして起こし ” 創める( はじめる )” ことは同等の効果になるわけである。

・・・・・ 地域を生きる自分を活かし自己の新しい意欲を高めるのは圧倒的な努力であり、活動を生み出す力の活力は「 努力の ” 余力( 力のいろいろ )” 」として枯渇することはない。
重視すべきは原動力であり、「 努力の余力 」があってもそれを活力や力のいろいろとして用いないのは、努力した結果において求める地点に辿り着くといった努力を力の単一とした努力度と努力の成り行きである実利の成果価値をもたらす点だけを捉えているからである。
努力することによって産み出される想定外の「 努力の余力( 力のいろいろ )」に新たな価値があるといった努力するプロセスに価値を帯びる少なくないケースを認識してはいないことになる。
満足される「 努力の余力 」とは、努力が本来目指していた成果とは異なる価値として、努力過程にある副産物( 力のいろいろ )の価値を認めることによって得ることができる実利的な実際の効果価値なのである。
この「 努力の ” 余力( 力のいろいろ )” 」の効果価値がもたらす点を捉えて認識し、その効用の質を見直すべきである。・・・・・

 

 

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