2:森の茶屋・菅家亭」カテゴリーアーカイブ

3月:拾得物「森の茶屋・菅家亭」

 

 

木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)、夢見月。

本来冬眠すべき人間が眠る目の夢見から覚め、冬眠せず心に夢見る思いを浮かべ夢見て心を奪われ夢中になり現を抜かす。

働くということの脳の疲れを憐れみながら生きるということの心の軋みを慈しみしながら人は日々を過ごしすぎた人間の脳と心の病(やみ)ではない脳と心の闇(やみ)。

体は我慢し気持ちは焦る皆誰もが歳を取る落とし穴に陥り、無意識のうちに抱え込んでしまう深い闇。
ともすると衰える脳と弱まる心が生み出す脳の疲れや心の軋みを抱えがら足掻き生きてゆく人間。

活性化し回復させるために脳を鍛えたり心を整理するのではなく、悩む脳を楽にさせ軋む心を滑らかにさせるには刺激(静かなる喜び)であり、脳や心にとって最高の刺激となるのはやはり年齢を問わず「新しさ」である。

新しい経験という刺激的な挑戦によって、人は若返りはしないが、思いがけない新しい体験は脳と心の予期せぬ結びつきを作らせ、皆誰もが歳を取る変化に耐え易くなるだろう。

 

 

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2月:ときはらす「森の茶屋・菅家亭」

 

 

 

 

大雑把のいい加減な粗雑粗略じゃぁなく、几帳面のいい加減な丹念入念がいいんじゃないかな。
何につけても物事は ” いけぞんざい ” にすることなく、苦心してでも物事は慎重且つ微細に正確な丁寧にすべきだろう。
大まかにすれば自ずと不具合や不都合が生じ起こることにもなりかねず、繊細な心の動きをもってすればもっともっと按配よくなるはずだ。
目は遮るものがある時には、ものを見ることができないし、それしか見る方法を知らないので見抜くことができないだけではなく、何事も正しい認識や理解には到底及ばない。
判断する側とされる側は自らの地平に立っている。
それしかないものと考え易い自らにしか見えない目を超えて物事を正しく見透す肉眼以上の見抜く力もってすれば、何よりも潜在的な発展の可能性を秘めた良きにつけ悪しきにつけ ” 機(潜在的可能性)” による力能の発現へと向かうことができるというものさ。
目の曇りだけが問題なのではなく、自らに邪魔をされず問い直すようなことができる見る力であり、
見ただけで決めつけることなく、見方それ自体の正しさを証するものを自ら得ることだ。

 

 

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1月:巻き起こす「森の茶屋・菅家亭」

 

 

 

 

畢竟ずるに、邪推までとはいかずとも勘繰ることほど疲れるものはなく、考え過ぎや思い込みは愚かである。
物事を理解したり判断する知力を分類するには少々難があるのだけれども、新しい情報を獲得してスピーディーに処理・加工・操作する暗記力や計算力と直観力などに該当する流動性知能は若くしてピークを迎え老いともに低下してゆくが、経験や学習などから獲得してゆく洞察力や理解力と批判や創造の能力といったものに該当する結晶性知能は経験や学習により若かりし頃を過ぎても上昇続け老いても安定している。
何が起きるかではなく、何を起こすか。
そして分断された個は再び繋ぎ直されてゆく。
土の時代から風の時代への突入し変化が着々と進む中、先の予測は難しいが不確実性であっても今後の動きは把握できるだろう。
命運を握るのは自らであり、もう過去との比較はやめるべきだ。
回復 Recovery リカバリーか、勢い Momentum モウメンタムか。
パイオニアになる必要もない。
選択肢はあるにしても人の欲求は変わらない。
中心に自らがいる。
何かを優先的させる時間だが、理解できないものには自らを投資すべきではない。

 

 

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12月:粘りと歯応え「森の茶屋・菅家亭」

 

 

 

 

因みに正直者は馬鹿を見て損をするかといっても決してそうではない。
嘘をついたり偽ったりしないことは、専ら信頼されたり尊敬されたりするためのことではなく、体裁上の断乎たる結論などは避けつつ言い切れないそれをも疑わずにして自らが規定することにある。

媚びずにスッパリと回り口説くなく躊躇うことなくハッキリとして、隠れ猫背にならず、簡潔で分かり易く直ちに裁決する公明正大さは、簡明直截として納得できるうる答え(応え)がある。
つまり、それが自らの粘りと歯応えなのである。

悪賢い者がズルく立ち回って自ら利益を得て得をするのに対し、自らが臆することなく屈せず立ち続けることによって必ずや得るものがあるだろう。
たとえば世の中が乱れて正しい事がなかなか通らないのだとしても、回避や妥協なしに率直堂々として不屈でありさえすれば、意欲が沸いて自他共に物事を成り立たせることができる。

必ずしも独り善がりにならず、批判的になったりせず、繊細だとか複雑だとか持って廻ったものにはせず、抽象的且つ象徴的な表現を避けるとか、認識の齟齬が生じうる言い回しは避けるとか、そのように婉曲迂遠なしにできるのかできないのかは、挑戦し甲斐のある意欲を湧き起こす自分次第。

 

 

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11月:振る舞い「森の茶屋・菅家亭」

 

 

 

 

よしんば ” 活 ” の広がる溢れに追い込まれて流されるのだったとしても、専ら身振り巧みなる手品師に惑わされ人は得てして本物(真物)を見失いがちだが、そのどちらか人の驕りの血迷ったバカさ加減を露呈しようというのか、欲をかいて紐などを結んで目印にした習慣のその解けない結び目をどうやって解いてみせようかと苦心などまでしてもどうかと思わないか。

努力と才能のおかげで自らの欲する望ましいものが確実に得られると見込まれることを保証に、その奇跡を謂わば魔法使いと約束して広く守るように定めた決まりを取り決め交わしたのならば、裏事情がカラクリの種明かしなどしてみたところでも、もはや自重しなければ ” 活 ” 対 ” 活 ” の悪循環は断ち切れない。

だがしかし、たとえば食べたい気持ちを抑えられない脳の暴走の止め方を知らないような無謀な気随気儘の振る舞いではないだとしても、あー食べたいと欲望する食べたい気持ちが止まらない衝動を満たすか又は行き過ぎた食欲を止めるのかとは異なり、人のそうあってほしいと理想や希望を抱く気持ちは、それが希望するところであって、必ずそうしなければならないというものでもない。

であるならば、悪循環の ” 活 ” などに追い立てられることなく慎み深く、饒舌に突き動かされる星占いならぬ寡黙なる星読みが自らの転ばぬ先の杖となればいいんじゃぁないかな。
真なる中心を求める作法ならば、とるにたりない下草を周りから刈り込んでゆくのだが、つまらぬとした下草を思い上がって掻き分け真一文字に踏み込み迷うバカはいないだろう。

 

 

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10月:酔い醒まし「森の茶屋・菅家亭」

 

 

 

 

木にとって最も大切なものは何か?
それは実だ!と物食いたげに誰もが考えるだろう 。
だがしかし、現実には種なのだ。

秋らしきは、春過ぎし夏の後、春待つ冬の前。
晴る(はる)三春と晴明(あきらか)な三秋の春秋に富む春秋の争いを捩れば、物食うだけでなく発る(はる)種を植えざれば飽き(あき)満つ(実つ)に実らず、ぼんやりと無自覚に元になることを何もしなければ虚しきかな酔生夢死として必ずや良い成果は得られない。

季節に関わらず飽き満ちる実りの収穫(秋)、一葉落ちて自らの天下の秋を知るだろうか?  
わずかな前兆を見て後に起きることを予知しても、もう ” 後の祭(あとのまつり)” 。
傍にいる秋に寄り添い揺れ動き、自らに気づきを付け加え、生きている意味を自覚してみよう。

四季の海終日(ひねもす)のたりのたりかな、一年中手に入り手にしてやっている取るに足りない物事につけ穏やかな波が寄せては返えされる自らの天下は、わざわざ取り立てて殊更に言うほどでもないことだらけ。
それでも、当たり前のことだとしている飽き満つ物事の中での ” 気づき ” さえあれば、発る(春)を待たずして植えることもできるだろう。

 

 

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9月:トルコキキョウ「森の茶屋・菅家亭」

 

 

 

 

時折吹く風に冷ややかさを感じるようになり、
夕方の陽の光も違ってきました。
空を見上げますと夏の雲とは違う表情をしています。
今年も厳しい暑さでしたが、もう秋へと一歩一歩進んでいます。

暑さが過ぎ、お花を活ける時期がやってきました!
お花屋さんには様々なお花が並び始めますね。
ご自分のためにお好きなお花を活ける・・・
ご先祖様のためにお好きだったお花を活ける・・・
それだけでついつい笑顔になってしまいます。

森の茶屋・菅家亭では皆様のお越しを楽しみに、
優美なトルコキキョウを選びました。

あらまあ!花言葉は「良い語らい」だそうです。
ピッタリですこと!!
皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

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8月:プレゼント「森の茶屋・菅家亭」

 

 

 

 

素敵なプレゼントをいただきました。
いくつになりましてもプレゼントは、
リボンと包装紙をほどき・・・ワクワク!
箱を開ける時に更に・・・ワクワク!させてくれます。
タオルはフワフワなだけで幸せになりますが、
こんなに可愛らしいとついつい笑顔になってしまいます。
そしてキラキラのお箸置き。美しい~!
プレゼントとは、その方を思って選ぶ時間からスタート。
選んでくださったお時間も含め、感謝。

 

 

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7月:明々暗々 ” ライトアップ ”「森の茶屋・菅家亭」

 

 

 

 

昼の明かり、戸外から差し込む外光による部屋の明暗、室外の自然光を部屋に採り入れた採光による室内の陰影。
夜の明かり、屋外の間遠に灯った明るさと部屋の灯火にある明暗、光をあてて明るくする外の灯と室内の灯り。
昼夜を通し明々暗々として内と外に光と闇が調和する繊細な明かりに楽しめるとき。

光の届かない真っ暗闇の無光ではなくても、あらゆる方向から放射する全光束でも、見るものの真正面から光があたる全光でも、見るものの背後から光があたる逆光でも、自然光や人工光にただ照らされていただけならば、室内外に光がささない暗さも消え、室内外に特有な陰影も消え、影かたちもなく、柔らかみのある明暗の凄いような美しさと落ち着きは醸し出されてこない。
陰影に含みや趣がなければ、なんとなく気もそぞろに満たされない明暗となり、よほど注意しないと陰影を打ち壊す。
明暗と陰影の精妙な表現を重視し、線よりは現象的な光の把握に重点をおき、素晴らしきものとして、褒め称え、ありがたく思うものとして、もっともデザインすべきことは、物や輪郭ではなく,多岐にわたって明暗と陰影がなされることである。

眠れない暑さの熱帯夜、静かな時が流れるなかで谷崎潤一郎 著「 陰翳礼讃 」に読み耽り、試しに部屋と屋外の照明を消してみることだ。
生活と自然が一体化し、明々暗々に広がる闇に見えてくる美しさを育む陰影に実用的と創造的との区別はない。
美意識に調法術と創作術の核心を余さずデザインしてみよう。

 

 

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6月:「バースデー」森の茶屋・菅家亭

 

 

 

 

お誕生日は、いくつになってもお祝いの日です。
なぜなら、Happy birthday!とは、
その人だけの ” 特別な日 ” だからです!
笑顔で耳を澄ませば、
野鳥も木々もお祝いをしてくれています。
野花もキラキラと咲いて、
お祝いをしてくれています。
祝いを分かち合う楽しい誕生会ならではの、
笑顔で幸せな時間を過ごせることが、
最高のお祝いですね。

 

 

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