思創考造 Cognigenesis thinking 第Ⅱ部:「思創考造の力風」   第4節

 

 
Cognigenesis  Part-Ⅰ  Part-Ⅱ  Part-Ⅲ  Part-Ⅳ
Fire Breathing Perigraphic notation
Essay (extarnal websites)
 

 

 

 

 

God’s hands, Sant Climent de Taüll, romanesque era, 1070-1150. also known as the Church of St. Clement of Tahull, is a Roman Catholic church in Catalonia, Spain, Museu Nacional d’Art de Catalunya, is a museum of Catalan visual art located in Barcelona, Catalonia, Spain.

 

 

 

 

本 編:『 思創考造 Cognigenesis PART-Ⅰ 』

序 章:「思考と創造の生成的連鎖」
第1部:「思考と創造の交差点」
第2部:「思創考造の力風」
間 章:「生成の招待状」
第3部:「実地サイクル」
間 章:「共観・生成・視座」
章 節:「生成具体場」
間 章:「生成への招待図」
第4部:「生成と構築」──生成の”新たな次元”
第5部:「生成世界と創造世界」──《最終章》

続 編:『 思創考造 Cognigenesis PART-Ⅱ 』

 

 

思創考造 Cognigenesis thinking 
【第Ⅱ部】:「思創考造の力風」

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DESSIN ー ” デッサン生成思考/創造 ” ー CREARE

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第2章:
「間隙の胎動──Cognigenesisと跳躍の臨界」

第4節:
「生成の触発──共観媒介としての線・場・他者」

 

 

実地サイクル始動点呼の章

 

ー第0節ー

章句の序ー生成普遍における”思創考造様態”の開眼

根拠:「生成実在」
意識の生成実在と生成変化する現象の背後にあるとされる常住不変の実体
 

 

”生成原野”にある──『思創考造山脈』において、思・創・考・造は、変動帯から造山帯へと、造山運動によって発達生成する。

このように造山帯に立脚しつつ、──思・創・考・造を捉える上で重要な活動であり、思考/創造と生成には一定の関連があることから、産出物である──「創造産=生成産」を理解する上でも、『思創考造山脈』の──造山帯は有用である。

思創考造とは、思考と創造の──「一つの条理」として脈略であり、思・創・考・造を──「支分節解」する。

思・創・考・造の脈略貫したところで、──詳略(詳密と粗略)の思・創・考・造が相い因り、思考と創造の巨細すべて畢く(ことごと・く)、──高いところに挙げる生成変化の継続的な脈動が力強くある。

思考と創造が成果の産出ではなく、連続的な展開・展伸である限り、 その思考と創造は──「動き=生成」を含む。

すなわち、『思創考造のそれ自体=”生成活動”(生成思考創造的プロセス)』であり、
《思創考造法による実現の成り行き=”生成変化”(実利的生成プロセス)》として、
『思創考造山脈』の脈動に”生成”する呼吸が脈打ち続ける。

思考と創造の悟性境地である彼岸の新しい「異域」に、確実に存在する或る種の実在性を伴っている”生成”を示すことになる。

思考と創造の全体との関連の中でのみ問題になり得る全体の中の構成部分として、機能する思・創・考・造を「分節」し、いかに思・創・考・造の個々をはっきり現し出すか。

それによって”生成”の触発機雷による生成エネルギーが、「実在性の実利」を伴って、
現実的に可視化できるかできないかが決まってくる。

詳略(詳密と粗略)の思・創・考・造が相い因り脈動する媒介として、生成的行為である「”デッサン”力能」の働きの一つは、思・創・考・造それぞれの間に立って、距離と連環を保つ濃度の要素をなかだちする。

思・創・考・造に共通する性質を抽出し概括することによって、思・創・考・造それぞれの存在や認識が互いに他のものと、環的生成に条件付けられて成り立っていることを、『思創考造のそれ自体=”生成活動”』として統合する。

 

ー第1節ー

1.「生成原野における”思創考造山脈”の不動」

活動:「生成知覚」
日常的には知覚内容に対応する形で時間的空間的な外界に存在する生成の対象の臨場

 

生成の対象を感じ取った外界の刺激に意味付けをするまでの過程を──知覚する。

逆光束であった冷徹なるデッサンは、 一瞬ネガになったかと視えるほど、共観によって触媒の炭を吹き飛ばし、光束のよう真っ新に光り輝く強烈な熱射をほとばしり、火の凍てつくほど炎は、なお余白の濃度に吸い込まれ、生成原野の集合生成濃度を爆発的に膨張さえしてゆく。

凍りついた炎は、一見湯気をちりばねるかのよう消える。
だが、はちきれんばかり加速膨張する宇宙の巨大加速器的な余白は、──スペース-バースト寸前の巨大な冷火の玉のよう質力濃度の弾みを震わせ戦慄く。
跳躍の臨界は、まだ名もない創痍の風口として残された。 
その風は、──あなたの息、あなたなりの呼吸でしか吹き抜けない。

風は、跳躍点に生起し、跳躍線に生成する。
──点は風に生まれ、──線は風に生きる。
風に開かれたものとして人は、点の距離に開かれ、線の網目に開かれる。
風そのものは、あなたそのものとなり、──跳躍は新たなあなたを生起し、──跳躍は新たなあなたを生成する。

跳躍、それはパースペクティブ。
跳躍は、決して進歩にあらずして、順序段階をとび越し遠くに進むことではない。

遠くに近寄る(近づく)のでは無く、遠くを近くに引き込むことであり、──思・創・考・造の四つレンズは、組み合わせによって、遠くを近くに位置を変える(置き換える)──転位を可能とする。

螺旋転位の周りには、──思・創・考・造の歪みの場が存在し、転位移動によって塑性変形(歪み)が起こる。
遠くを近くに引き込む跳躍力の大きさが弾性限界を超えた場合に生じる網目の欠陥は、デザイン回析によって測定し、──転位密度を決定づける。

跳躍点とは、距離と網目における視座であり、「近くを遠くに」──押し出し放散させる点でなく、「遠くを近くに」──引き寄せ収束させる点である。

跳躍は「パースペクティブ=歪み場」にあり、生成星座を羅針盤とした──座標に転位する。

転位は歪みがあり、転位の線の「捩れ、捻れ、拗れ」は、転位の線と網目は塑性変形にあり、──デッサン媒質・回析が転位の密度を変える。

 

2.「生成核心における”思創考造力覚”の受容」

展望:「生成力能」
可能性もしくは必然性と同様に生成の存在のありさまや様子の凡そ可能な生成の内容の総体

 

火の微粒子、風の質、「生成」の弾性的な力と波。
眼に見えずして鬱勃たる力と波動を見せ、大きな波動を描いて凍てつく空気を裂き、高く弾ねつ拡張し、逆光速を全光束へと小波瀾の曲折を描く──《デッサン》とその”力能”は「生成濃度」を籠らせ、満ち道塞がる篭り積もった緊張の濃度を、目を吹き出すかの如く発し、意気の──再息が盛に沸き起ころうとする。

「生成の触発──共観の媒介としての線・場・他者」という生成原野における”思創考造山脈”は、生成に触れたとき、”動く”=生成拡張の核心から受ける抗力についての感覚は刺激であり、全ては”思創考造力覚”の受容にある。

「生成の動きに呼応」して”力と波動”を発し、共観媒介の線・場・他者に振動や衝撃──『生成触発』を与える、
”思創考造力覚”による──フォース‐フィードバック(force feedback)の力能。

デッサンとその力能は、Transmission (伝達/伝送/透過/伝導)のデッサン媒質( medium)や空気・空間であると同時に、自らの媒質中を伝わる力と波動に対し障害が存在するとき、力と波動が障害背後など、一見すると思考・創造的には到達できない領域に回り込んで力と波動が伝わっていくという──自らのデッサン回折(Diffraction)によって転位の密度を計画調節を可能とする。

そのデッサンは、共観の仲介となるのみならず、力や波動などの働きとその作用を他へ伝える仲介物となるものとしてあり、音を伝える空気、光を伝える空間、外界との接触によって例え微細であっても──時間的空間的な力能を発現する。
音も無く精神に揺らるるいいようもない波動を与え、大回転の螺旋に跳躍の力と波動、転位の力と波動、より深い振幅と、いつも絶えない力と波動で時々刻々と──「跳躍」とその周囲の──「余白」に迫ってくる。

「生成の触発──共観の媒介としての線・場・他者」において、第一に感触が──相互作用であるという問題である。
生成の要素や性質と機能の柔軟さや弾性と強度を知るには、──『自らの”触手”』で対象の生成を変形せざるを得ない。
このととき”自らの触手”も変形し、内部の受容器活動を誘発する。
つまり、触覚においては、観察対象の生成を変化させることと、自分自身も変化することが共に必要である。

「生成の触発──共観の媒介としての線・場・他者」において、第二に触覚のダイナミックレンジの広さという問題である。
人は接触対象である生成の様相は認識できるが、同時に生成実利を認識することもできる。
しかし、生成エネルギーを思考・創造的な動きに変換し、──『思創考造体』を正確に活動させる思考と創造の超極端を同時に提示することは不可能である。

風の中で探し当てられる実在生成は、言葉の棲み処(すみか)ではなく、──「風に開かれたものとして」の自分という存在がその処の門番でもない。
自分そのものが、風そのものとして──「生成実在」はそこにあると指示しているのにもかわらず、人間に認識されるのを拒絶している。

 

3.ー生成深遠における”思創考造宇宙”の恒久

呼応:「生成展進」
純粋経験においての直接的な経験──ー直接の知識という生成実在を理解する出発点

 

経験したことのない 必然的に生起する「生成の密接」に深く触れたとき、受ける──「生成の ” 抗力 ”」について『思創考造の力覚 』が捉えた、” 有意な大きな力 ” に対応していくべき意義と形の上で姿勢・態度を示し、デッサン力能のフォース‐フィードバックによって、思考・創造を変容させる『”思創考造の挑戦”の進化』となり得るように思われる。

思考と創造と相呼応しているのを眺めて、遙か将来の思創考造の生成実在に触発された共観の呼応活動と智慧──共観の文殊。

創造への”感受と応答”として、それは──「招き」と「招く」”自らの触手”による純粋経験──直接的な経験と知識。

呼び込み、呼び込まれた潜像の時間的空間的な場として、唯一生成を肯んずる全き姿勢が要となる。

決して目収束しない「生成の場」そのものの”偉大なる息衝”。

生起として、”消滅か、中止か、方向転換か”、その曖昧な臨界において「動く=生成」は、「招き」と「招く」”自らの触手”の往復により、消滅から離れる一つの「共観的”いのち”」を見せることになる。

招き待ち、招かれ待たれ、──”いのち”の招待、「招待」。
『生成の招待状』こそが、共に臨み臨まれまれながら、共に思考の刻意が刻まれる創造の望刻 。

風の門=肉体の門、肉体の手、肉体の眼、その触れる往復、「わからなさ」の濃度に震える──デッサンの描線。
その濃度が密集した「余白」は、「まだ形にならない線」を呼び込む潜像の場としてあり、観る/描く以前に生じる“わからなさ”を肯んずる、「デッサンの媒質=デッサンの回析」の力と波動の感応姿勢が要となる。

 

転章:

「生成の招待状」

 

線の震えは迷うではなく、まだ知らぬ自己を包み込む濃密な不確実さ。

確かさのない『わからなさ」の濃度の高まりによる自己律動とその拍動は、デッサンによる逆光束から全光束へと、反転・跳躍する臨界点そのものである「生成実在の”風口”」を読者に渡す「招き」と「招く」”自らの触手”の往復書簡「生成の招待状」は、すでに準備され、もう直ぐ”あなたの触手”に触れるだろう。

「実地サイクルの始動」──その”点呼”を読者のあなたと共にし、生成原野に聳え立つ思創考造山脈の尾根を、軽妙に生成地形を、共に踏み歩むのは、次に生成の鍵を握る──あなた自身だ。

 

 

次回(第2章/第5節-転章)

 

間章:

「生成の招待状」──実地サイクル《予告編》

ー Cognigenesis Tour ー
・・・・・ ” spacetime ” 〜 生成時空への誘い 〜

 

▪️ prologue:
The prologue was written last.

「共に知る共観時空」──Cognigenesis 時空間。

▪️ Scene-I:
思創考造の”時空”と生成原野の”時空”
「余白の力──生成は「空」から始まる」
・前夜──思創考造山脈に抱かれ生成原野の点呼
・「余白=生成前の充満」
=創造以前の深層──夜闇における内的胎動
・・・・・・・note.「生成前の充満と跳躍の準備」

▪️ Scene-II:
思創考造の”斜線”と生成濃度の”振動”
「濃度としての跳躍──臨界に近づく力風」
・早朝──思創考造山脈に踏み入る登坂斜面の余白
・「登坂思考=斜線と振動」:
=身体を動かすイメージの知的跳躍
・・・・・・・note.「生成層の循環と密度の変調」

▪️ Scene-Ⅲ:
思創考造の”開放”と生成持続の”連息”
「持続する生成──終わらない問いと線の延長」
Scene-Ⅲ:思創考造”開放”と生成持続”連息”
・登頂──思創考造山脈最高地点に立っての見晴らしの問い
・「線の延長=問いの持続」:デッサン的生成
・・・・・・・note.「生成線の持続と跳躍の反復」

▪️ ending:
There is more than one possible ending to the tour, and players can make choices during the tour to change that ending.

part.1:
思創考造の”呼吸”と生成創造の”呼応”
「生成の共観場──あなたとわたしの間に生まれ」
・稜線縦走──思創考造山脈峰続きの尾根に再息
・「稜線=共観」:
=わたしとあなたが共に見て共に呼吸する地点
・・・・・・・note.「生成波の共観と問い語らい」
part.2:
思創考造の”感受”と生成蓄積の”触発”
「跳躍はまだ続いている──実地への踏み台」
・対岸側、思創考造山脈から見た向こう岸への転位
・「触発=跳躍の余白」:
=次章──実地サイクルへの動線
・・・・・・・note.「生成体の再息と共観の跳躍」

report:
a written document describing the findings of some individual or group.

 

第II部/第2章ー結び節:「生成の触発」

第II部/第2章ー最終節:「生成の濃度」

第II部/第2章ー接続接:「生成の脈動」

 

第Ⅲ部:「実地サイクル」へと続く

 

 
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本 編:『 思創考造 Cognigenesis PART-Ⅰ 』

序 章:「思考と創造の生成的連鎖」point.1/2/3/4
第1部:「思考と創造の交差点」section.1/2/3/4/5
第2部:「思創考造の力風」section.1/2/3/4
間 章:「生成の招待状」scenario.1/2/3/4/5/6/7/8
第3部:「実施サイクル」chapter1/2/3/4
間 章:「共観・生成・視座」phase.1/2/3
章 節:「生成具体場」
間 章:「生成への招待図」
第4部:「生成と構築」──生成の”新たな次元”
第5部:「生成世界と創造世界」──《最終章》

続 編:『 思創考造 Cognigenesis PART-Ⅱ 』