思創考造 Cognigenesis thinking 第Ⅱ部:「思創考造の力風」   第2節

 

 
Cognigenesis  Part-Ⅰ  Part-Ⅱ  Part-Ⅲ  Part-Ⅳ
Fire Breathing Perigraphic notation
Essay (extarnal websites)
 

 

 
       
 

 

Painted 19th century Tibetan mandala of the Naropa tradition, Vajrayogini stands in the center of two crossed red triangles, Rubin Museum of Art, 150 West 17th Street between the Avenue of the Americas (Sixth Avenue) and Seventh Avenue in the Chelsea neighborhood of Manhattan in New York City.

 

 

 

 

本 編:『 思創考造 Cognigenesis PART-Ⅰ 』

序 章:「思考と創造の生成的連鎖」
第1部:「思考と創造の交差点」
第2部:「思創考造の力風」
間 章:「生成の招待状」
第3部:「実地サイクル」
間 章:「共観・生成・視座」
章 節:「生成具体場」
間 章:「生成への招待図」
第4部:「生成と構築」──生成の”新たな次元”
第5部:「生成世界と創造世界」──《最終章》

続 編:『 思創考造 Cognigenesis PART-Ⅱ 』

 

 

思創考造 Cognigenesis thinking 
【第Ⅰ部】:「思考と創造の交差点」

……………………………………………………………

DESSIN ー ” デッサン生成思考/創造 ” ー CREARE

……………………………………………………………

第2章:
「間隙の胎動──Cognigenesisと跳躍の臨界」

第2節:
「生成と転位の跳躍──志向性から創造の火花へ」

 

 

1.はじめに

「生成」と「転位」は『思創考造』の根幹をなす動態であり、その往還により思考と創造が循環します。

本節では、フッサールの「志向性」を契機に、その跳躍=転位がいかに創造の火花(発火)を生むかを探ります。

2.生成と転位の往還

生成とは、新たな「生」を産み出す動きです。

転位は位相の切り替わり、跳躍の瞬間であり、転位があるからこそ生成は活性化します。

生成と転位は互いに促し合い、脈打つ「生きた場」を形成します。

3.志向性と意識の跳躍

フッサールの志向性は、意識が常に何かに向かい、可能性へと開かれていることを示します。

この志向的向かう力こそ、転位の「切り込み=跳躍」を促す原動力です。

意識の跳躍が転位となり、生成の火花を散らします。

4.創造の火花としての発火

創造は単なる連続ではなく、転位による跳躍的な発火・火花を必要とします。

その火花は刀の切り込みのように新たな可能性を切り拓きます。

生成と転位は『思創考造』という壺(環)で循環しながら、常に新たな火花を生み出します。

5.具体例と共観の体験

日常の中で「突然のひらめき」が生まれる瞬間があります。

これは、意識がある「問題」や「問い」に向かう志向性の中で起こる転位の瞬間であり、そこから新しい考えや解決策(生成)が生まれます。

また、自然界の「蝶の羽化」は、生成(幼虫から蝶への生命の変容)と転位(繭を破って羽化する跳躍的瞬間)が往還するプロセスの象徴です。

これらは決して遠い哲学的概念ではなく、私たちの身近な体験や自然の営みの中に息づいています。

この循環の「生きた場」に、読者も主体的に参加し、自らの思考と創造の場を共に創り出す共観者(共体験者)となることが求められます。

6.まとめ

思考と創造の核心は、生成と転位の往還にあります。

フッサールの志向性が示すように、意識は常に可能性へと開かれ、跳躍=転位の原動力となります。

その跳躍が創造の火花=発火を生み出し、新たな「生」を生成します。

この動態は単なる理論や抽象ではなく、『思創考造』という壺(環)の中で、読者自身が実感し体験する「生きた場」です。

つまり、読者もまたこの生成と転位の循環に主体的に参加し、自らの思考と創造の場を共に創り出す共観者(共体験者)となることが求められます。

このように『思創考造』の根幹をなす「生成」と「転位」の動態に、あなたも歩み入り、その往還により思考と創造が循環しえる生成と転位の響きを、あなたと共に深く観することによって、共に響き合いましょう。

人と人が互いの主観において呼応し合う体現によって、『思創考造』の循環と《転位/生成》の往還とが交わる螺旋に「潜在力」は発現します。

「潜在力」とは、『思創考造』の中核拠点 ” デッサン生成思考/創造 ” の線に往還する《転位・生成》に伴い断続的に継続していく跳躍の場にあり、それは → 潜在 → 実在 → 潜在 → 実在 → 潜在 → 実在 → といった反復として、自己変容の生起・推移にあることを忘れずに。

一人ひとりの内に、この創造の火花はいつでも灯りうるのです。

 

 
……………………………………………………………
 

 

本 編:『 思創考造 Cognigenesis PART-Ⅰ 』

序 章:「思考と創造の生成的連鎖」point.1/2/3/4
第1部:「思考と創造の交差点」section.1/2/3/4/5
第2部:「思創考造の力風」section.1/2/3/4
間 章:「生成の招待状」scenario.1/2/3/4/5/6/7/8
第3部:「実施サイクル」chapter1/2/3/4
間 章:「共観・生成・視座」phase.1/2/3
章 節:「生成具体場」
間 章:「生成への招待図」
第4部:「生成と構築」──生成の”新たな次元”
第5部:「生成世界と創造世界」──《最終章》

続 編:『 思創考造 Cognigenesis PART-Ⅱ 』